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伊丹市の昆陽池公園
写真: KENPEI / CC BY-SA 3.0 (Wikimedia Commons)

西宮市で訪問看護師として働く ― 人口・高齢化率と在宅医療・介護連携

公開

西宮市の人口は、2026年9月30日現在の住民基本台帳で479,463人、そのうち65歳以上は120,971人 (約25.2%) です。市は介護保険事業計画で「在宅医療と介護の連携の強化」を基本施策のひとつにかかげ、医療・介護関係者の相談窓口として在宅療養相談支援センターを5か所に置いています。この記事では、市の公表資料と、勤務地のひとつであるポップケア訪問看護ステーション西宮の基本情報をまとめます。

数字で見る西宮市

西宮市は、市内を6つの行政区域に分けて人口を公表しています。2026年9月30日現在の住民基本台帳人口から、65歳以上の割合を計算しました。

行政区域人口65歳以上65歳以上の割合
本庁202,643人50,148人約24.7%
鳴尾94,241人25,932人約27.5%
瓦木76,842人16,823人約21.9%
甲東65,291人15,140人約23.2%
塩瀬24,800人7,890人約31.8%
山口15,646人5,038人約32.2%
全市479,463人120,971人約25.2%

市全体の面積は100.18㎢です。塩瀬・山口では65歳以上が3割をこえ、瓦木では約2割と、地域によって年齢構成にちがいがあります。

市の計画がめざす在宅医療と介護

西宮市は「西宮市高齢者福祉計画・西宮市介護保険事業計画」(令和6年度〜令和8年度) を策定し、「すべての高齢者が、住み慣れたまちで、自分らしく安心して暮らせる共生のまち」の実現をめざしています。

計画の概要版では、基本施策4「在宅医療と介護の連携の強化」で実現したい姿を、高齢者一人ひとりの状況・状態に応じて必要な医療と介護のサービスが切れ目なく提供され、住み慣れた地域で安心した生活ができていること、としています。そのための取組みは次の3つです。

  1. 在宅医療に関する市民理解の促進: 在宅医療・介護や看取り、人生会議 (アドバンス・ケア・プランニング) の重要性などへの理解を深める
  2. 医療と介護にかかわる多職種連携の強化: 日常の療養支援から看取り期まで、多職種のチームケアに向けて「メディカルケアネット西宮」で顔の見える関係づくりを進める
  3. 在宅医療と介護を一体的に提供できる体制の整備・強化: 在宅療養相談支援センターを中心に、医療職と介護職を対象とした相談支援機能を充実させる

市は、15の日常生活圏域と市全域の中間に、5つの「地域包括ケア連携圏域」を設定しています。連携圏域ごとに、在宅療養相談支援センターなどを置いています。

訪問看護師が知っておきたい連携の仕組み

在宅療養相談支援センター

在宅療養を支える医療・介護関係者のための相談窓口で、中央、鳴尾、瓦木、甲東・甲陽園、北部の5つの圏域に開設されています。介護支援専門員の資格を持つ看護師や医療ソーシャルワーカーが相談を受けます。相談内容の例には、往診する医師が見つからない、医療依存度の高い人の退院調整でつなぎ先がわからない、などがあります。

メディカルケアネット西宮

医療・介護関係者の代表による「西宮市在宅医療・介護連携推進協議会 (メディカルケアネット西宮)」は、年3回の定例会で在宅医療・介護の連携や在宅看取りの推進などを協議しています。構成団体には、西宮市医師会、西宮市ケアマネジャー協会、西宮市薬剤師会などと並んで、訪問看護ステーションネットワーク西宮が入っています。主治医とケアマネジャーの連絡票「医療と介護の連携シート」も作られています。

退院調整ルールとみやっこケアノート

退院調整ルールは、病院とケアマネジャーが入院時から情報を共有し、退院後に切れ目なく介護サービスを受けられるよう連絡・調整する仕組みです。みやっこケアノートは、ご本人・ご家族と医療・介護・福祉の専門職が情報を共有するためのツールです。

高齢者あんしん窓口

西宮市では、地域包括支援センターを「西宮市高齢者あんしん窓口」と呼んでいます。市内15か所にあり、開所時間は月曜日〜土曜日の午前9時〜午後5時 (祝祭日と年末年始を除く) です。

訪問看護師が主催する看取りのシンポジウム

訪問看護ステーションネットワーク西宮は、西宮市などとの共催で「訪問看護師と考える看取りのシンポジウム『家での看取りを語ろう』」を年1回開いています。第14回は令和8年11月15日に予定されています。看取りの考え方は「在宅での看取りとACP」でも紹介しています。

ポップケア訪問看護ステーション西宮という職場

項目内容
所在地〒662-0856 兵庫県西宮市城ケ堀町3-1
運営株式会社ビーネ (ヘルスケアリンク阪神のグループ会社)
開設2011年4月
勤務時間月曜日〜土曜日 8:45〜17:45 (休憩60分)

西宮市を拠点に、地域の在宅生活を支える訪問看護ステーションで、看護・リハビリの専門職が連携し、ご自宅での療養生活をサポートしています。募集要項では、勤務地はリンク訪問看護ステーション伊丹とポップケア訪問看護ステーション西宮のどちらかで、希望勤務地は相談できます。訪問用の社用車と業務用タブレットの貸与、普通自動車運転免許 (AT限定可) が必要なことも募集要項に載っています。駐車や安全運転の基本は「社用車で回る訪問エリア」で紹介しています。

よくある質問

西宮市の高齢化率はどのくらいですか?

2026年9月30日現在の住民基本台帳人口では、479,463人のうち65歳以上が120,971人で、割合は約25.2%です (市の公表値から計算)。行政区域によって約21.9%から約32.2%まで差があります。

在宅療養相談支援センターと高齢者あんしん窓口のちがいは?

在宅療養相談支援センターは、在宅療養を支える医療・介護関係者のための相談窓口です。高齢者あんしん窓口は西宮市の地域包括支援センターの呼び名で、高齢者や家族のさまざまな相談を受ける身近な窓口です。

伊丹と西宮、どちらで働くか選べますか?

募集要項では、勤務地はリンク訪問看護ステーション伊丹とポップケア訪問看護ステーション西宮で、希望勤務地をご相談いただけます。勤務時間は伊丹8:30〜17:30、西宮8:45〜17:45です。

西宮市では、訪問看護ステーションのネットワークも多職種の協議会に加わっています。勤務地ごとの条件は募集要項で、雰囲気は見学の申し込みから確かめてみてください。

出典

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